お湯割りで焼酎を飲む時に、どんな作り方をしていますか?
「たかが焼酎のお湯割りごときに作り方なんてあるわけないだろ...」
とほとんどの方が無頓着な焼酎のお湯割りの作り方をしています。
たかが焼酎のお湯割りの作り方ですが、意外と奥が深いのです。
焼酎のお湯割りの作り方で大事なのは注ぐ順番!最初にお湯を入れておく理由
焼酎のお湯割りの作り方ですが
①お湯を注ぐ
②焼酎を注ぐ
③お好みでレモンや梅干しを加える
の順番が正解なんです。
その理由はご説明いたします。
【理由①】焼酎とお湯がなじみやすい
焼酎とお湯を組み合わせる理由の1つは、温かいお湯の上に常温の焼酎を注ぐことです。
この方法では、温度差によって対流が生まれます。
さらに、お湯よりも比重の重い焼酎は自然に沈んでいくため、かき混ぜなくてもよく混ざり合い、全体の濃さや温度が均一になるので、おいしい1杯に仕上がります。
お湯(軽い) 焼酎(重い)
冷水(重い) 焼酎(軽い)
ですので、焼酎のお湯割りの作り方で比重の重い焼酎を後から注ぐことで馴染みやすくなるのです。
逆に水割りや炭酸割りでは、比重の軽い焼酎を先に注いでおくのが良いのも面白い点でもあります。
【理由②】風味がまろやかになる
焼酎をあとから注ぐと、香りがふんわりと立ち上り、味わいがやさしくまろやかになり、飲みやすさが増します。
逆に、お湯をあとから注ぐと、アルコールが一気に揮発して刺激的な香りが立ち、味わいは少しとがった印象になります。
【理由③】温度を調節しやすい
お湯を先に注ぐことで、適度な温度に下がり、飲みごろのお湯割りを作りやすくなります。
また、酒器をほどよく温めることもできるため、より一層焼酎の風味を引き立てることができます。
焼酎とお湯の割合はお湯割りの作り方の永遠のテーマ
焼酎のお湯割りの作り方で悩み続ける永遠のテーマは「焼酎とお湯の比率」ですよね。
まあ、このあたりか各個人の好みが別れるところでもさります。
一般的には
・「ロクヨン」と呼ばれる「焼酎6:お湯4」
・「ゴーゴー」と呼ばれる「焼酎5:お湯5」
がメジャーです。
ただ、このあたりは焼酎の銘柄やアルコール度数によっても変わってきます。
いつもと異なる銘柄の焼酎の場合は、また試行錯誤していかなければなりません。
でも、またこれも焼酎の楽しみ方でもありますよね。
焼酎のお湯の作り方で気にすべきはお湯の温度
焼酎のお湯割りを作る際のおすすめ温度は、人肌よりもわずかに温かい40~45度程度です。
ですので、お湯の温度は先の「焼酎とお湯の比率」も大きく関係してきます。
ただ、ひとつの目安として焼酎とお湯を6:4の比率でブレンドする場合、お湯の温度は70度前後がちょうどよい飲みごろになります。
熱湯は焼酎の風味を飛ばす恐れがあるので、あまりおすすめできません。
焼酎のお湯割りに何を入れる?
焼酎のお湯割りだからこそ、こだわって欲しいことがあります。
それは焼酎のお湯割りになにを入れる?かです。
まずは、そのままなにも入れずに焼酎の風味を楽しんでください。
その後に、各個人のお好みを物を入れて楽しみましょう。
ここでは、焼酎のお湯話に入れるおすすめのものをを紹介しておきます。
- 梅干し
焼酎のお湯割りをアレンジする際のド定番として梅干しを挙げることができます。
梅干しの酸味は、ややクセのある焼酎を穏やかに変化させ、飲みやすくする効果があります。
梅干しを割らずにそのまま入れ、マドラーを使って徐々に潰しながら風味の変化を楽しむ方法もおすすめです。
焼酎の原料によって、梅干しの相性が異なるため、しょっぱいものや甘いものなどで梅干しの味わいを変えることも楽しいですね。 - 塩昆布
塩昆布と焼酎の組み合わせは意外かもしれませんが、日本生まれのお酒と食材は素晴らしい相性を持っています。
ひとつまみ程度の塩昆布を焼酎に加えてかき混ぜると、ちょうどよい塩味と出汁のような旨味が広がります。 - 蜂蜜(はちみつ)
焼酎のお湯割りに蜂蜜(はちみつ)を加えると、焼酎がまろやかになり、味に丸みも出ます。
さらに、生姜などを少量加えるのもおすすめです。
これは最近「ハニージンジャーお湯割り」とも呼ばれ、特に寒い冬にはよく温まります。 - レモン・シークワーサーなどの柑橘類
レモンやシークワーサーなどの柑橘類は、さっぱりとしており、お酒との相性は抜群です。
焼酎のお湯割りにも少し加えると、焼酎特有の香りが増幅され、柑橘類の爽やかな香りによって飲みやすくなります。
私は焼酎のお湯割りに入れるものとしてレモンやシークワーサーなどの柑橘類をおすすめします。
なぜなら、レモンやシークワーサーには身体に良い成分がたくさん含まれています。
特にシークワーサーには血糖値の上昇を抑える効果もあるのでおすすめです。
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